プリンセスメゾン

2014年より2018年まで「やわらかスピリッツ」(小学館)にて連載。
作者は
池辺 葵さん。あらすじネタバレや私独自の感想、お得に読む方法などご紹介いたします。

あらすじ

高校卒業後、東京の居酒屋チェーンに就職し、築うん十年の安くて古いアパートで生活する 沼越 幸

(通称沼ちゃん)はただ1つの『自分の家』を求めて日々、伊達 政(持井不動産の社員)、要 理子(持井不動産

のベテラン受付)、阿久津 マリエ(持井不動産の新人受付)、奥田君(持井不動産の新入社員)が働く、

デペロッパー「持井不動産」に通い続ける。

伊達 政 の真剣な思いに共感し、熱心に物件探しに協力する。

『自分の家』探しの物語と共に、それぞれ立場や年齢、事情の違う、要 理子阿久津 マリエ

含めた、いろいろな女性達のいろんな人生観とともに『自分の家』にまつわるエピソードが描かれています。

mangaeru独自の感想

1人の女性が、『自分の家』を探し求める物語 というのはなかなか他にはないなと思いました。

繕い裁つ人」でも書きましたが、池辺 葵さん作品ならではの、哀愁味あふれる、女性作家の

小説のような、フランス映画のような、そんな雰囲気の中物語は進み、その中でも日本独特の

孤独感、哀愁をとても強く感じました。

成功している独り身の女性の、仕事も成功し、良いマンションを持ち、願った人生を掴んでいるのに

どこか満たされない、なんとも言えない孤独感、寂しさが感じられます。

人にはいろんな人がいて、根っから明るく、悩みなんかなく、寂しいなんて思ったこともない人も

いるでしょう。(※私は誰でも必ず悩みは持っているものだと思っていましたが、実は持ってない人も

実際いるのではないかと最近は思うようになりました。)

私は悩みは多いし、孤独感もあるし、憂いも持っています。しかしその憂いの先の 哀愁 を感じるのが

私は大好きです。そんな 哀愁 を感じられる作品です。

沼ちゃん が始めより縮んでいくのが面白いです。要さんも優しい感じになりますし、伊達さん

おちゃめで可愛くなります。

沼ちゃんは見た目か弱く、とても素朴で、小さな女の子ですが(※沼ちゃんは26歳です)、

芯が強く、まっすぐでまじめで実直です。

沼ちゃん のそういう強さと『自分の家』探しの理由が物語を読めばわかってきます。

伊達さん沼ちゃんのお互いの気持ちや、この先の物語は、匂わせはするものの、池辺 葵さん作品

特有ですが、はっきりと描かれていません。物語の先は、読者の想像に委ねられています。

『プリンセスメゾン』を読むには?

「プリンセスメゾン」コミックは 全6巻 出ております。

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コミックシーモア、ebookjapan、Amebaマンガでも 全6巻 配信されています。

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